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床材は住まいの中でもっとも人が触れる機会が多い場所です。それだけに
性能をしっかりと比べて選ぶことをお薦めします。
床材の種類と特徴

床材の種類には、カーペット(ロール)・タイルカーペット・パネルカーペット・床シート・ビニル床タイル・フローリング材・畳などがあります。
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カーペット(ロール)
一般向けから高級品までさまざまあります。居宅の応接間や会社の役員室、ホテルの宴会場・ロビーなどに最適です。
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タイルカーペット(事務所用)
会社事務所でよく使われています。一枚のサイズが、40センチから50センチになっており手軽に施工ができます。防音効果もあり、汚れた部分だけを取替えたり手洗いすることも出来ます。
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パネルカーペット(家庭用)
住宅用のカーペットです。タイルカーペット同様に汚れ
た部分だけを取替えたり自宅で手洗いすることも出来
ます。カラーバリエーションも豊富で、消臭加工された商品やアニメキャラクターの入った商品なども人気があります。 |
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床シート(塩ビシート・CFシート)
機能性に優れています。医療・福祉施設には防滑性、抗菌性のあるシート、店舗・公共施設にはデザイン、 耐久性のあるシートなど施工物件に応じたシートを選ぶことが出来ます。また一般家庭の水廻りでは、クッション性を重視したクッションフロアがよく使われています。 |
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ビニル床タイル(塩ビタイル)
一般的に塩ビタイルと言われるものです。耐久性、デザイン性にも優れ、多くの店舗で使われています。また美容院やアミューズメントスペースなどには、耐熱性、防滑性に優れた床タイルもおすすめです。 |
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フローリング材
一般的にウッドフロアと言われるもので天然銘木を使用した素材感です。マンションリフォーム用に遮音性能に優れたものや既存床暖房システムのフローリングの張替え専用の商品(床暖はそのまま使用可能)などがあります。
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畳
自然素材を利用しており、体にも優しく特に高齢者の方におすすめです。
最近ではフローリング材を撤去せずにその上に琉球畳などをオーダーで敷きつめるリフォームも人気があります。
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床材の選び方

<床材を選ぶ基準とは?>
床材は何を基準に選びますか?
床材には水に強い・滑りにくい・足触りが良い・など様々な機能があります。色々な機能があるためにかえって床材選びは難しいのかもしれません。
あれもこれもと欲張らず、物件や部屋の目的によって「何を最優先するの
か?」を基準に床材を選んで下さい。
たとえば一般家庭のキッチンや水周りでは耐水性・防カビ性に優れた床材
(クッションフロア)、病院や福祉施設では滑りにくく、抗菌性のある床材
(床シート)など、目的に合った床材を選ぶと良いでしょう。
<床材選びの注意点>
床材には機能とともに、デザイン性に優れたものも多くあります。
様々な色合いの床材がありますが、淡色の床材は汚れが目立ちやすくな
ります。特にカーペットを選ぶときは色についての配慮をしてください。
取扱い床材の一例(イメージ)
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ロール
カーペット
(宴会場に)
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タイル
カーペット
(オフィスに)
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ビニル
床シート
(福祉施設に) |
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ビニル
床タイル
(店舗に)
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長尺ビニル
シート
(病院に)
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タイルカーペッ
ト・防滑シート
(共用部に)
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ビニル
床シート
(ペット用) |
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クツション
フロア
(リビングに) |
床材施工の注意点

マンション等集合住宅のフローリング(フロアー)の張替え時には遮音性の
機能ある床材を選ばなければなりません。
床の改装工事の場合、凸凹をなくすために全面にカチオン樹脂モルタル補
修が主流になっています。
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