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内装工事・内装リフォームで要望が多いのは、まず壁紙(クロス)の張替えです。ここでは壁紙(クロス)の種類や選び方をご紹介します。
壁紙(クロス)の種類と特徴

壁紙(クロス)の種類には、布クロス・ビニールクロス・紙クロス・その他機
能性クロスがあります。
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布クロス
なんと言っても高級感があります。布本来の柔らかさや光沢が魅力です。居宅の応接間や会社の役員ゾーンによく使われております。
しかし汚れやほこりの付着、キズなどの補修、メンテナンスに注意しなければなりません。
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ビニールクロス
一般的に居宅、マンションなどによく使われております。正式には塩化ビニール樹脂系壁紙と言い、平成15年に法改正によりシックハウス対策が規定が加わりさまざまな安全基準をクリアしており、シックハウス対策品ラベルが貼り付けられております。 |
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紙(和紙)クロス・珪藻土クロス
自然の持つ手触り、暖かさが感じられその空間に癒されます。室内の湿気などに敏感の反応して呼吸をして
いるようです。
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機能性クロス
フィルム汚れ防止、抗菌、消臭、防炎などの機能に優
れたクロスです。抗菌性フィルムを表面にラミネートし
てあり、表面強化や付着した汚れがふき取りやすく抗菌性も備えており、細菌の繁殖の抑制の効果があります。 |
壁紙(クロス)の選び方

<目的にあった壁紙(クロス)を選ぶ>
壁紙は素材・色あい・柄・などを考えて選びます。
最近では機能性に優れたクロスもたくさん出回っています。
洗面・トイレには撥水・防カビクロス、子ども部屋には汚れ防止クロス、玄
関・廊下は表面強化と防汚加工を施したクロスなど目的に応じて壁紙(ク
ロス)を選ぶと良いでしょう。
<天井の壁紙(クロス)について>
天井の壁紙は壁の壁紙より少し明るめの色を選ぶと部屋が広く見えます。
また柱や梁で壁に凹凸がある場合は天井と壁面に同じ壁紙を張ったほうが
すっきりとした印象になります。
<壁紙(クロス)をイメージで選ぶ>
クロスを張替えるだけでお部屋の印象が変わります。イメージに合ったクロ
スを選ぶのもクロスリフォームの楽しみです。
取扱いクロスの一例(イメージ)
クロス施工の注意点

クロスリフォーム(張替え)では既存の壁紙(クロス)をめくって張替えます
が、既存のクロスをはがしても下地に薄い裏打ち紙が残ることがあります。
リフォームでは新築の物件に施工するのと違い、下地の状態や痛み具合が
仕上がりに影響します。
施工時には下地の補修調整を行いますが、下地補修だけでは限度がある
ためクロスリフォーム(張替え)の時には既存の壁紙(クロス)よりも厚手の
壁紙(クロス)を選んでください。
厚手で凹凸のある壁紙(クロス)や柄物の壁紙(クロス)を選ぶとすっきりと
きれい仕上がります。
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